木刀による剣道基本技稽古法のまとめが受け継いだファイルの中にありましたので、少し古いですが参考までにアップします。 級審査における木刀を使った形の実技審査で、一級は基本9までのすべて(これに加えて日本剣道形の3本目までも入っています)、二級は基本6まで、三級は基本4までが審査項目に入っています。 体のさばきや足の運び、体重移動、そして竹刀の使い方など、実際の稽古とは違いゆっくりとした動きですが、相手と合わせながら稽古することで、体に基本的な動きを覚えさせる稽古法で、実践でもその動きが活かせるように作られています。 上野先生のお言葉をお借りすると、「剣道は舞と似ている」と言われますが、まさに体の隅々まで意識すると、いわゆる「美しい」動きが出ます。それは「無駄のない動きの美しさ」なのかもしれません(個人的感想)。